New Franken Project
通常のフランケンの良いところを残しつつ、現代的なアップグレードを加えた、
新しいフランケンを作る試みを進めています。
ストライプではない他のカラーリングで、当店フューチャーワールドのオリジナルモデル的な位置付けにできればと考えてプロトタイプを製作しています。
まず、手始めにボディを加工しているのですが、
フランケンの扱いの難しさは、やはりエディもネックポケットにピックでシムを挟んでいることからもわかる通り、ネック角度の調整による弦高調整にあると思います。
これをもっと使いやすくするためにフロイドローズのザグリに落とし込みを加えました。
ウッドスクリュータイプを使用しているUSA製Kramerなどでも同様の懸念があります。
落とし込み加工は通常、2段階あり、
全体的に5ミリほど削り、そのあとにお尻の部分だけさらに12ミリほど削ってアームアップ幅を稼いでいます。
そこを1段階だけの5ミリの落とし込みだけで留めておいて、通常のフランケンとはあまり遜色なくブリッジのセッティングができるようにしてみました。
そうすることでネックにシムを挟まずにブリッジ側で弦高調整がやりやすくなります。
よくよく確認すると、すでにN4などでは採用されているやり方で、これがエディのフォロワーが行うフロイドローズのボディ加工の行き着く先なのではないかと思われます。